
桜の咲く頃にまた君と
第2章 夕陽の見える場所で君と
確かにこの部室をふたりで使うとなると大きい
桜さんは他にも部員が入ってほしいかもしれないが
僕としては桜さんとふたりがいいので入って欲しくない
「まあどうせ物置になるんだしいいかな
じゃあ一緒に写真撮りに行こ」
やっと桜さんと写真を撮りに行ける
僕はすごくウキウキしていた
「桜さん、掃除してた時に写真サークルで作った写真集あったじゃないですか?
今年の僕達の活動も写真集にしましょうよ!
それで来年、再来年と恒例の写真サークルの活動にしましょう」
