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桜の咲く頃にまた君と

第2章 夕陽の見える場所で君と


「ありがとう

でもまだまだだよ

私の写真で見てくれた人がその場所に行ったと思えるようなものを撮りたいから」


そう言った桜さんはいつもと違いすごい真面目な顔をしていた


写真1枚にちゃんと思いを込めて撮ってるんだなと


「ちょっとまじめな話になっちゃったね

ほらあとちょっとだから頑張ろ」


すぐに元に戻ったがさっき桜さんはすごく悲しそうな顔をしていた


なんでだろう...


僕は聞いては行けないような気がして聞けなかった


「よし終わったー

掃除すると結構広いんだね

ふたりで使うにはもったいないかな」

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