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僕ら× 1st.

第21章 健闘 --Ar,Thk,Kn,Shu

~羽賀桃湖side~

やっぱり好き。
抱き締めて甘く囁く彼氏。

「桃湖、いっちゃん(一番)愛してる」

やわやわと胸を揉みしだき、乳首を舐めだす。
私だけいち早く全裸にさせられて、胸や太ももに吸い付く彼。

「桃湖。今日はさ…」

そう言いながら、窓際に置いてあったボウルを持ってくる。

「お前のために用意してたんだ。うん、ちょうどいい具合。ほら塗ってあげる」

ベッドサイドから太めの筆を出してきて、ボウルの中につけた。

「ええ?何をっ?」

…尋ねなくても何となく気づいてた。
サトの部屋に入ってすぐに、バターの香りが立ちこめていて……。

ぬるトロの液体を少し私の口につける。

「ほら、美味い?」

「あ、美味しい…」

「だろ?少しハチミツも混ぜたから」

と言いながら彼は躊躇なく私の胸にそれを塗りつけた。

「シーツ、汚れちゃうよ?」

シーツどころかその下のパットまで。

「汚れないように全部舐めるから」

そう言って舌を大きくベロンっと動かす。

「あ、乳首から垂れそう……桃湖、横になって」

顔をバターまみれにして胸を舐め回されて、気持ちがいいというか、不思議な気分。

でも、このあとあそこにも塗るつもりよね?
そして、舐めちゃうのよね?
と、思うと……ピクピクきちゃうやん。

「あ、ぁあン…」

いややぁ、ゾクゾク感じちゃう…。

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