
僕ら× 1st.
第21章 健闘 --Ar,Thk,Kn,Shu
「な、何?今日は」
暫くしてやってきた吉坂先パイが、いつもより人口密度の多い部屋に驚く。
ふふふ、女のコ多いと華やかでしょ?
「先パイ、こんにちはー!私のことは気にしないで皆さんで団らんしてくださいね」
切り替えた私は、はずむ音楽を心のなかにかけてサービスに走る。
そう!私は今、ほがらかお茶くみポットなの!
「は?」
「あ、先パイはコーヒーですね!お待ちください」
食器棚の横でコーヒーの用意を始める。
「何?入部希望者?って、お前ら3年だろ?」
「先パイだって3年生じゃないですか。カタいこと言わないです」
このあと私、消えるから。
誰か鍵、かけてくれるかな?
「じゃ私たち、これで」
あれ?
吉坂先パイとお話しないの?
「来たとこじゃないですか!ねっ、先パイ」
「そんな話すこともないし」
「え?でも、折角だしゆっくりしていってください。私が抜けますから」
「……どういうこと?」
先パイが私を見た後、彼女たちに目を向ける。
せ、先パイ、そんな顔したらっ怖いですっ!
「…あ。私たち、掃除当番だったんだぁ」
「行こ」と皆さんそろって急ぎ足。
「え?…あ、行っちゃった…」
あれあれ?みんなで掃除当番?
それとも私の対応が悪かったのかな。
先パイとファンの皆さまの交流の場になれば、…なんておこがましかったのかな。
険悪雰囲気を吹き飛ばすには、このハイテンションがいいと思ったのだけど。。
暫くしてやってきた吉坂先パイが、いつもより人口密度の多い部屋に驚く。
ふふふ、女のコ多いと華やかでしょ?
「先パイ、こんにちはー!私のことは気にしないで皆さんで団らんしてくださいね」
切り替えた私は、はずむ音楽を心のなかにかけてサービスに走る。
そう!私は今、ほがらかお茶くみポットなの!
「は?」
「あ、先パイはコーヒーですね!お待ちください」
食器棚の横でコーヒーの用意を始める。
「何?入部希望者?って、お前ら3年だろ?」
「先パイだって3年生じゃないですか。カタいこと言わないです」
このあと私、消えるから。
誰か鍵、かけてくれるかな?
「じゃ私たち、これで」
あれ?
吉坂先パイとお話しないの?
「来たとこじゃないですか!ねっ、先パイ」
「そんな話すこともないし」
「え?でも、折角だしゆっくりしていってください。私が抜けますから」
「……どういうこと?」
先パイが私を見た後、彼女たちに目を向ける。
せ、先パイ、そんな顔したらっ怖いですっ!
「…あ。私たち、掃除当番だったんだぁ」
「行こ」と皆さんそろって急ぎ足。
「え?…あ、行っちゃった…」
あれあれ?みんなで掃除当番?
それとも私の対応が悪かったのかな。
先パイとファンの皆さまの交流の場になれば、…なんておこがましかったのかな。
険悪雰囲気を吹き飛ばすには、このハイテンションがいいと思ったのだけど。。
