
僕ら× 1st.
第20章 夏祭り --Hzm,Mkt,Ar,Kn
涼しい風が吹く川原は、花火見物の観客で溢れてきた。
と、私の横にも男の人が座ってきて、少し詰めるけど、詰めた分ぴたっと寄って来て…場所取りなのかな?すごく混んできた。
「花野ちゃん。ここ入って」
気にしてくれた先パイが自分の真ん中にかくまってくれようとする。
それは流石に…とためらっていると。
「こういう時に守れなきゃ男じゃねぇだろ?」
真顔でドキッとすること言うんだから。
先パイったらそこらでそんな優しいこと言うから女のコにモテるのね。
ま、知らない人にくっつかれるのは抵抗あるし。
先パイすごく強いから、本当にこの人倒しちゃいそうだし。
「お邪魔します…」
プールの時を思い出しちゃうな……。
あの時は伊織君の脚の間で。
すぐにボートが動き出して、もう振り落とされないよう必死だったけど。
水着で彼に抱きつくというすごく大胆なことしちゃったんだよね…。
お家で後から思い出しては、ジタバタしたなぁ。
と、私の横にも男の人が座ってきて、少し詰めるけど、詰めた分ぴたっと寄って来て…場所取りなのかな?すごく混んできた。
「花野ちゃん。ここ入って」
気にしてくれた先パイが自分の真ん中にかくまってくれようとする。
それは流石に…とためらっていると。
「こういう時に守れなきゃ男じゃねぇだろ?」
真顔でドキッとすること言うんだから。
先パイったらそこらでそんな優しいこと言うから女のコにモテるのね。
ま、知らない人にくっつかれるのは抵抗あるし。
先パイすごく強いから、本当にこの人倒しちゃいそうだし。
「お邪魔します…」
プールの時を思い出しちゃうな……。
あの時は伊織君の脚の間で。
すぐにボートが動き出して、もう振り落とされないよう必死だったけど。
水着で彼に抱きつくというすごく大胆なことしちゃったんだよね…。
お家で後から思い出しては、ジタバタしたなぁ。
