テキストサイズ

完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第12章 【最終章】完璧な駄犬と憂鬱な秘書


「///そうですね――――…恋愛に決まり事なんてないですよね…

私たちだって――――…実態を知ったら大抵の人が理解なんかしてくれないかも知れませんしね」


「そうですね」


曽根は優しく笑うと私のとなりで洗い終えた食器を拭いてくれた



「///ライア、私と結婚してくれて――――…ありがとうございます」



「///まだ――――…してませんけど…」




私たちは見つめあい――――…唇を重ねた…



私は…この人と結婚するんだ…



と、改めて――――…認識した



この人の言うことなら…素直に聞き入れている自分がいる

彼の言うことなら…許せてしまう…


多分――――…私は彼を認めているから…



そして、


彼も私を認めてくれているから――――…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ