無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「じゃぁ…スーパーにでも寄って帰りますか？」



「はい、そうしましょう」



完全なるプライベートな雰囲気に私は少しだけ舞い上がってしまった




――――――――…





「///ご馳走さまでした！」



「――――はい…」



晩御飯を食べ終わると曽根は満足そうに箸を置いた


私が作ったのは何の捻りもない…親子丼…


簡単だし…連日連夜の仕事で疲れている曽根を待たせるもの悪い気がしたからだ


しかし、簡単すぎる親子丼になんだか気が引ける――――…



そう思うと…財前さんの作る晩御飯のクオリティーの高さは…バケモンである！


「財前さんに…料理教わろうかな？」


「え～！？何故ですか？十分に美味しいですよ？」