
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第10章 完璧なライバルと憂鬱なご主人様
しかし、何時間たっても――――…私の手にした仕事は進まない…
曽根の事が気になり――――…仕事が手につかないのだ
「――――…最悪……」
私は、机に突っ伏して――――…頭を抱えた!
と――――…その時…
秘書室から内線が入る…
『///神谷さん!?…ロビーでお客様がお待ちです……金髪の女性…ですけど、お知り合いですか?訪問予定者にはいなかったから…』
「金髪?!――――…?」
私は、曽根と一緒にいた人物を思い出したが…
何故に…ここへ?
私は「分かりました」と、秘書室に返答すると
ロビーに向かった
