
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
くすぐったいが…慣れるとだんだんと…心地よくなる
「///財前さんに…感謝ですね?」
「///いえ…これは、最後はライカの味付けですよね?
曽根の味付けとは…微妙に違います――――…それに、私はこの味が…好みです
財前は…私の微妙に嫌いな味付けにするんです…最後…」
…おいおい、財前さんって曽根の世話役だった気がするんだけど――――…
「――――そう…でも、ドMの社長には財前さんの食事が合っているのでは?」
すると、曽根は渋い顔をする――――…
「財前のは――――…愛がありませんから……ただの嫌がらせです」
“愛”…?
関係あるのか?
違いが分からない…
