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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


「口を開けてでしょう上を向きなさい――――…」

「///はい…ふぅ」



曽根は、口を開けて顔をあげる



嬉しそうな顔をしている曽根の口に…高い位置から水を流し込む――――…



途中、苦しくなったのか――――…ゴボッと、言ったが



曽根は、溢さず飲み干した――――…


「///あ、ありがとうございます!」




曽根は、涙目になりながら喉の乾きを潤した




その後の食事は…曽根の足元の餌用の皿に食事を入れ食べさせたり、私が口まで運んだりと――――…



曽根は、本当の犬の様に食事を続けた――――…


不思議な事に――――…食事も終わりに近付くと…曽根が本物の犬のように可愛く見えてくるから不思議である…



時々、思い立った様に頭を撫でてやると本当に嬉しそうに私にキスをした――――…




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