
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第7章 若月さんと馬場さんの話し
「うわ~!ラブホって感じ~!」
私たちは広い部屋にワクワクしながら中を見学する!
「なんかさぁ~、ヤる目的でしか使わないから…隅々まで見ないもんね~!新鮮だ~!」
「分かる、分かる!だよね!私もそうだ!」
年齢は馬場さんより一つ年上の私だが、年齢が近いだけあって…友達と話してるみたいで楽しい!
「馬場さんって彼氏は?」
「え~…若月さん…そこ聞いちゃいます?一応…いますよ~」
「いいなぁ~、羨ましい!」
秘書課に配属になって…何だかんだ…忙しくて彼氏が出来ない――――…
かと言って…寂しい思いはしたことなかったけど…
役員付き秘書になってから――――…そんなことも無く…
「そ~言えば…最近エッチしてないなぁ~」
酔っているせいでもあるが…つい本音がポロリ…
「///えっ、馬場さん…も?」
ん?も?って…どう言う事?
「“も”って?――――馬場さん彼氏いるんでしょ?」
すると馬場さんは広いベッドに座りシュンと、した姿を見せる…
