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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第5章 ~ソングボーイズ登場~

「郁君、あのスマホの方を見てね」

「うん」

すると、有里君が僕の後ろに回り込み、後ろから僕を抱きしめて僕の頭の上に顎を置く。

「有里君、恥ずかしいよ…。」

「平気平気♪」

「きゃあ~、何あれ良いな~///」

「私だったら、あまりにの嬉しさに卒倒してるかも」

観客席から主に、女性達の黄色い叫び声がする。

「おぉ~、有里の奴
随分と郁に積極的だなぁ」

「郁は、恥ずかしそうにしてるがな」

「ははは、郁君の反応可愛いな~(笑)」

有里君以外の、ソングボーイズの3人も普通に僕の名前を、言ってくれている…///

「はい、撮りますよー」

ツーショット撮影を終えると、プリン頭のスタッフは有里君にスマホを返す。

「それじゃあ、イベントが終わって少ししたら画像送るよ」

「わかった」

「郁君、またね~」

「有里君もね~」

僕と有里君は、手を振り合う。

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