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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第5章 ~ソングボーイズ登場~

スタッフの誘導により、横一列10人をステージ前に待機させて、1人ずつステージに上がる手順みたいだ。

「握手は、特典を推しメンから受け取ってからなのか」

細かい詳細については、事前の説明なしで始める時に発表する形か。

「へぇ~、他のメンバー達とも話せるんだ」

そこから、推しメンとのツーショットの撮影か。

ガラケーかスマホかカメラを持ってる人は、スタッフに渡して撮ってもらう形式だ。

一列目が終わって、次に二列目の番がやってきた。

「もうすぐ、三列目の番だ…。」

有里君とは幼馴染で親友とはいえ、ソングボーイズのメンバー達と近距離の会話って考えると、もの凄く緊張してくる…。

「有里君…。」

夕陽君。

ミニライブやトークの時もそうだったけど、ファンの人達と触れ合ってる時かなり楽しそうにしている。

有里君のそんな表情を見て、こっちまで楽しく思う。

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