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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第14章 ~成就する長年の恋~

「まぁ、うどん5玉を完食出来る人なんて、なかなか居ないって事ですよね」

「ヤンスさんも、兄さんと同じく5玉を完食したんですか?」

「そうでヤンスよ」

「凄いですね」

隼の質問に答えるヤンスさん。

ちなみに、隼にはヤンスさんの事を、イベントで知り合った仲間として紹介した。

「それにしても、グッズとか本当に中で貰えるのかな?」

隼が僕に聞く。

「有理君が言ってたから大丈夫だよ」

そう、プレミアムチケット所有者と付き添い1名は、グッズ販売エリアでグッズ買わなくても、中で欲しいグッズが貰えるらしい。

有理(夕陽)君から得た情報だ。

そして、入場の時間がやってきた。

僕達3人は、スタッフの案内である一室に連れて行かれた。

◇プレミアムライブ会場1階・とある一室の前◇

「少々、お待ち下さい」

そう言って、スタッフは一室の中へ入って行き、少しして中から出て来た。

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