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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第13章 ~殉職という名の幕下ろし~

「へっ、空手相手ならジークンドーで対処出来るぜ」

「ジークンドー使いか
相手に取って不足はねえな」

鮎喰親子も、空手の構えを取る。

その時、鮎喰親子の後方から複数の黒い車が、こっちへ向かってやって来る。

「来たか」

「親父の部下達だ
お前達は終わりだ」

「そんな…。」

しかし、突如に複数の黒い車は慌ただしく全車が停止する。

「なんだ!?」

さらに、その後方から同じく複数のパトカーも来て、複数の車は包囲されて中から出て来た警官達により、猛威の親子の部下達は逮捕された。

「いったい、どうなってんだよ親父!?」

「知るかよ!」

突然の出来事に、訳が分からない様子の鮎喰親子。

「どうしたんだろう?」

「何だか知らねえが、向こうにとって悪い状況になってる事は確かなようだな」

「そうですね」

◇難波ビルの屋上◇

-始視点-

「よし…!」

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