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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第13章 ~殉職という名の幕下ろし~

「俺は、郁の今通ってる高校の親友だ
お前らは、郁の前の父親に殺された家族の遺族か?」

「正解だ」

「おい!
邪魔すんなら、お前も痛い目に合ってもらうぜ」

「関わらない方が身の為だぞ!」

鮎喰親子は、数多君に忠告するが数多君は首を振った。

「俺は、強いぞ」

ジークンドーの構えを取る数多君。

「数多君、ここから離れてよ!
水無月家の事で、友達を巻き込みたくないよ!」

「ふざけるな」

ここから離れるように言うが、数多君は少し怒った表情になりながら口を開く。

「親友とその弟に、危害を加えようとする奴らがいるのに黙ってほっとけるかよ」

すると、数多君は少し前に出る。

「隼
悪いが、俺が親の方を倒すまで持ち堪えれそうか?」

「わかりませんが、兄さんを守る為なら頑張ります」

隼も、前へ出る。

「数多さん、アイツらはこの数年間
空手に打ち込んできたそうです」

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