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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第12章 ~明かされる正体と亀裂が入る友情~

「ははは、もう大丈夫ですよ
ありがとうございます」

湖南さんの優しさ、今の僕にはかなり安心出来た。

『そっか、良かった
それじゃあ、またね』

「はい、また」

湖南さんとの通話が終わる。

「にしても、被害者遺族達……やっぱり僕とお母さんの事も恨んでたか…。」

早く逮捕される事を願った。

◇文月家1階・リビング◇

「隼、昼飯食べたら俊樹君達と出掛けて来るね」

「うん、わかった」

翌日の昼、僕は隼と昼飯を食べている。

それと今朝、俊樹君からメールがきた。

今日も、日本橋で一緒に遊びたいって誘いだった。

数多君も一緒らしい。

「隼は、昼からどうするの?」

「うーん
家でのんびりしてから、また気分転換に少し出かけるかな」

「そうなんだ」

まぁ、文月家の近辺は睦月さんの部下達が監視してくれるみたいだし、隼自身も剣道強いみたいだし大丈夫か。

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