
腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優
第12章 ~明かされる正体と亀裂が入る友情~
「えっ!?」
僕は、4人の顔を見回す。
4人は、僕に対して申し訳なさそうな表情で見る。
「水無月が、自分で通報したんだ
その時の奴は泣いていた
俺達も悔しくて泣いた
水無月が、ここまで思いつめていた事に気付けなかった、水無月の事を止める事が出来なかったっと…。」
「睦月さん…。」
「水無月の逮捕後、アイツに頼まれたんだ
きみと優里さんの事を、自分の代わりに影からでも良いから守ってほしいと
もちろん引き受けた」
お父さん…。
「水無月の自殺後、他の仕事もこなしつつ俺達は郁君と優里さんを守り続けるため、影からずっと見守ったりパトロールと称して近辺の捜査をしていた」
「もしかして、不良襲撃の日に晴希さんと始さんが現れたのも、その日から普通に話すようになったのも、林間学校の時に旅館に居たのも…。」
「全部、きみの護衛のためだ」
そうだったんだ…。
「もちろん、護衛のためだけじゃない」
僕は、4人の顔を見回す。
4人は、僕に対して申し訳なさそうな表情で見る。
「水無月が、自分で通報したんだ
その時の奴は泣いていた
俺達も悔しくて泣いた
水無月が、ここまで思いつめていた事に気付けなかった、水無月の事を止める事が出来なかったっと…。」
「睦月さん…。」
「水無月の逮捕後、アイツに頼まれたんだ
きみと優里さんの事を、自分の代わりに影からでも良いから守ってほしいと
もちろん引き受けた」
お父さん…。
「水無月の自殺後、他の仕事もこなしつつ俺達は郁君と優里さんを守り続けるため、影からずっと見守ったりパトロールと称して近辺の捜査をしていた」
「もしかして、不良襲撃の日に晴希さんと始さんが現れたのも、その日から普通に話すようになったのも、林間学校の時に旅館に居たのも…。」
「全部、きみの護衛のためだ」
そうだったんだ…。
「もちろん、護衛のためだけじゃない」
