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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第11章 ~望まぬ再会と動き出す者達~

僕は、このままこの場から離れた。

◇アメニイト日本橋店2階◇

「俊樹君達、お待たせ」

アメニイト日本橋店の2階に居る、俊樹君達の元へやって来た。

「郁、あの2人と話終わったのかー?」

「うん…。」

「あの2人、結局知り合いだったん?」

「別に、そんな事どうでも良いじゃない」

これ以上、あの2人の話をするのも嫌だ。

「それより、1階はもう見たの?」

「ううん
とりあえず、2階から見る事にしたんだ~♪」

「郁、ソングボーイズのグッズまた増えてたぞ」

「え、嘘!?」

僕は、数多君の言葉を聞いて急いで、ソングボーイズのコーナーへ向かう。

「おう~!
有里君演じる、奏太のグッズが増えてる♪」

「あれ?
兄さん!」

「隼、しんらばんに行ってたの?」

「うん!」

エスカレーターの方から、隼が嬉しそうにこっちに歩いて来た。

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