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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第11章 ~望まぬ再会と動き出す者達~

とりあえず、先ずは適当にブラブラする事になった。

◇道中◇

「そろそろ、どこかで昼飯食べねえかー?」

「そうだな~」

「郁君、どこか希望ある?」

「ラーメン食べたい」

4人で難波をブラブラ見て回ってるうちに、お腹が空いてきてラーメンが食べたくなった。

「ラーメンかー」

「最近、ラーメン食べてないから俺も食べる」

「この辺で、上手いラーメン屋ってどこだろう?」

「あぁ、それなら万日前商店街の―――――」

ドクンッ

「ッ!?」

えっ、何…?

この、全身に悪寒が襲いかかる感覚は…。

「……。」

周りをキョロキョロする。

誰かに、しかも複数人に見られてるような…。

「郁?」

「え?」

俊樹君達の方を見ると、3人が心配そうな表情で僕を見ている。

「どうかしたのかー?」

「もしかして、体調悪くなった?」

「郁君、大丈夫?」

「ううん、大丈夫だよ!」

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