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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第11章 ~望まぬ再会と動き出す者達~

◇難波・難波パーカス◇

難波パーカスに着くと、3人の姿が見えた。

「南君、俊樹君、数多君」

僕は、南君達のそばまで行く。

「郁!」

「郁、やっほ~♪」

「郁君、久しぶり!」

3人と数週間ぶりに会った。

相変わらず、元気そうで良かった。

「郁、その……大丈夫か…?」

俊樹君が、心配そうにしながら言う。

「大丈夫って言えば嘘になるけど、僕も弟も少しずつ元気になってきたよ」

少しずつだけど、ちゃんと元気になっていってるのは本当だ。

「そっかー、なら良かったぞー♪」

安心する俊樹君。

「郁、上手く言えないけど
気分転換や、気晴らしは大事だぜ」

僕の頭を、軽くポンポンと叩きながら言った。

「うん、ありがとう」

「郁君、今日は少しでも楽しもうよ」

「そうだね」

南君の言葉に同意する。

「そろそろ、行くか!」

「「「うん!」」」

俊樹君の言葉に、僕と南君と数多君は頷く。

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