テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第11章 ~望まぬ再会と動き出す者達~

「隼の料理は、本当に美味いな♪」

「良かった♪」

今、隼に心配をかけて不安がらせたくないし、このまま言わないでおこう…。

「隼が弟で、本当に良かったよ」

「僕も、郁兄さんが兄さんで良かったよ」

少なくとも、あのニュースでお母さんがこの辺に住んでる事が、一部の人にわかってしまった…。

それに、同じニュースは少しの間は放送される…。

もし、あの遺族達がニュースを見て僕の目の前に現れたり、この家に来たりしたら…。

それだけは、絶対にありませんように…。

◇???・???◇

-???視点-

「なる程な」

俺は、朝のとあるニュースを見ている。

「現在(いま)は、難波に住んでるのか…。」

俺は、スマホを取り出して通話ボタンを押す。

「もしもし、俺だ
○○○ホテルのニュース見たか?」

ついに、手かがりを見つけたぞ。

……水無月郁…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ