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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

もう2度と、こういう幸せは手に入らないと思ってた…。

私、渉さん、郁、隼の4人でこれから暖かい毎日を送れる…。

本当に、本当に良かった…。

◇文月家1階・居間◇

-郁視点-

「うん
隼の料理は、今日も美味しいね」

「兄さん、ありがとう」

お母さんとお義父さんが、新婚旅行に出かけて2日が経つ。

今日、2人が新婚旅行から帰って来る。

「父さんと義母さん、早く帰って来ないかな」

「旅行のお見上げと、旅行話楽しみだな」

お母さんとお義父さん、新婚旅行楽しめたかな?

旅先で、友達とか出来たかな?

昨日から、隼と2人で楽しみにしてたから、2人の帰りが待ち遠しい。

『えー、次のニュースです
昨晩、○○○の○○○ホテルで強盗殺人事件が起きました』

「えっ」

「○○○ホテルって、父さんと義母さんが宿泊してるホテルだよね…。」

僕と隼は、テレビのニュースを真剣に見る。

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