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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

その後、僕は商品券で会計を済ませて、隼とレストランを出る。

ちなみに、2人の合計金額は2500円。

2000円分の、商品券が余った。

◇難波レストランの前◇

「兄さん、今日はありがとう」

お辞儀をして、僕にお礼を言う隼。

隼は、本当に礼儀正しいな。

「それじゃあ、兄さん
次は、新居で会おう!」

僕は、隼と別れて日本橋へ向かった。

◇アメニイト日本橋店1階◇

「おぉ~!
好きな作家さんの新刊が出てる」

今回は、高校生モノで褐色男子×小動物男子か。

BL本の新刊を持ってレジへ向かう。

「郁君、いらっしゃい」

「歩さん、こんにちは」

歩さんが担当してるレジの前に来た。

「今日、終業式だったんでしょ?」

「はい」

「出勤前に、数多君が来て言ってたんだよ」

「そうなんですか?」

数多君、俊樹君と南君と寄り道してから、歩さんと研磨さんのアパートに来たんだ。

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