テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

翔君って、拗ねたりするんだ。

ちょっと、想像がつかないな。

『了解だ
今日は、久しぶりに話せて良かったぞ』

「僕もだよ」

剣君との通話が終わり、スマホをズボンのポケットにしまう。

「兄さんって、ソングボーイズのメンバー全員と知り合いだったんだね!」

「かなり、驚きましたよ!」

「実はね」

僕は、隼に説明した。

僕と夕陽君の関係、有里君の本名、他のメンバー達と仲良くなったきっかけ。

メンバー全員とアドレス交換してる事、マネージャーとも知り合いで同じくアドレス交換してる事、メンバー4人と1回だけカラオケに行った事とか。

「兄さん、良いな~!
夕陽さんと赤ん坊からの幼馴染で、自分が推してた有里君の正体が、実は兄弟同然の幼馴染って運命じゃん!」

「僕も最初は、有里君の正体が夕陽君って知った時、かなり驚いたよ」

あぁ、また夕陽君にプレミアチケット所持者専用の、入場口に入った後について聞くの忘れた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ