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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

◇難波レストランの前◇

難波レストランの前に着くと、隼はまだだった。

「おっ、来た来た」

少しして、竹刀袋と思われる袋を持った私服姿の隼が、こっちに向かって歩いて来る。

「兄さん!」

「隼、1週間ぶりだね」

僕と隼は、レストランの中へ入った。

◇難波レストラン◇

「今日は5000円分の食事券あるから、2人で合計5000円までなら好きなの頼んで良いからね」

「は~い」

僕達は、それぞれ料理を注文する。

10数分後に注文した料理がきたので、それぞれ料理を食べ始める。

「ここのレストランの料理、本当に美味しいね♪」

注文した料理を、美味しそうに食べる隼。

「兄さん
ライブ当日の席ってどうなるの?」

「それが、プレミアムチケット所持者と同行者1名は、専用の入場口がある事とスタッフの指示に、従う事だけしかわからないんだ」

「ふ~ん」

昨日の通話で、夕陽君に聞いとけば良かったかも。

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