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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

『昼飯まだだから
これから昼飯を食べに行くんだけど、兄さん一緒にどうかな?』

あぁ、昼飯の誘いか。

そういえば、片付けと準備で昼飯まだ食べてなかった。

「うん、良いよ」

『やった!♪』

通話越しでも、嬉しそうに喜ぶ隼の姿が浮かぶ。

「どこで食べるか決めてるの?」

『うーん、まだ決めてない…。』

「あっ」

僕は、レストランの5000円分の食事券の事を思い出す。

「それなら、僕達が初めて会った難波レストランは?」

『あそこか~』

「まだ、5000円分の商品券使ってないし
2人で美味しいのいっぱい食べようよ♪」

『わ~い!
兄さん大好き♪』

ヤバい、超可愛い…///

キュンッてなった。

「それじゃあ、今から着替えて準備するね」

『わかった!』

隼との通話後、僕は制服のまま家を出て難波レストランへ向かう。

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