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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

「郁、おめでとう!」

「郁、おめでとう!」

「兄さん、おめでとう!」

「「「「おめでとう!」」」」

自分以外の人達から、おめでとうの言葉と拍手喝采。

アニメの、エ○ァの最終回みたいだと思った。

「なお、うどん5玉完食の最高記録の更新した副賞として、次回から難波レストランで使える、5000円分の割引券もお渡しします」

少しして、ソングボーイズのプレミアムチケットと、5000分の割引券をウエイターから受け取った。

「いやぁ、郁は凄いな!」

「兄さん、5玉完食凄いよ!」

「いつも思うけど、大食いなのに全然太らないわよね」

お母さんの言うとおり、僕はいくら食べても太らない体質なのだ。

◇小野家2階・郁の部屋◇

『郁君、本当に良かったね♪』

「うん
夕陽君、ありがとう」

レストランを出て本日はお別れとなり、それぞれの家に帰る事になった。

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