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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

「お義父さん
お母さんの今日までの苦労が報われるぐらい、幸せにしてあげてね」

「あぁ、約束するよ!」

その後、注文した料理が届く。

「これより、ソングボーイズのコラボキャンペーン
きつねうどん5玉完食への挑戦を、始めてもらいます」

僕の前には、うどん5玉分が入ったデカい丼が置かれる。

1人のウエイターが、ストップウォッチを持って、テーブルのそばで立っている。

周りを見たら、他の客達も注目していた。

お母さんとお義父さんと隼も、自分達が注文した料理を食べながら注目している。

「それでは、始めて下さい」

ウエイターの合図とともに、僕はきつねうどん5玉を食べ始めた。

結果は、20分25秒で完食した。

「おめでとうございます!
見事に完食したお客様には、ソングボーイズのプレミアムチケットを後程お渡しします!」

ウエイターの言葉に、ウエイター含む他のスタッフ達、他の客達、お母さん達から拍手喝采が巻き起こる。

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