テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第10章 ~不穏な前兆の幕開け~

お母さんと渉さんは、僕と隼君が早くも打ち解けて喜んでいる。

「ライブは、全然チケット取れないのと…。
イベントも、先着で手に入る参加券のゲット出来た事なくて、ずっと悩んでたんです…。」

「そっかぁ…。」

大好きな声優アーティストに、会いたくても会えない辛さ、痛い程よくわかるな~。

「僕も、このプレミアムチケットと欲しいし、30分以内で5玉完食は他の店でした事あるから任せて♪」

「頑張って下さい♪」

飛びっきりの笑顔をむける隼君。

あぁ…!

イケメンの笑顔が、最高過ぎてキュン死(←死語かな?)にしそう♪

「それに、5玉完食したらそのお代はタダだって♪
完食出来なかったら、3000円の支払いか」

「まあ、郁なら余裕よね」

「郁君、頑張れよ!」

とりあえず、僕達はそれぞれ注文する事にした。

「郁君、そろそろ本題に入りたいんだけど」

オーダー後、渉さんが真剣な表情で僕を見る。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ