テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第9章 ~愛の気持ちを伝える夕陽~

◇小野家2階・郁の部屋◇

-郁視点-

「うーん…。」

その日の夜。

自分のベッドの上に寝転びながら、夕陽君に告白された時の事を思い返している。

「夕陽君の事は、そういう意味で全然意識した事がなかったなぁ…。」

僕にとって夕陽君は、幼馴染で一番の親友で本当の兄弟みたいなもんだ。

セックスに関しては、ただのセフレになってしまうんかな?

ゲイってわけじゃないけど、夕陽君(男)としてるわけだし…。

「夕陽君の事は、嫌いじゃない
むしろ、大好きなんだよね…。」

一緒に居て楽しいし、居心地も良いし嫌な事も忘れられるし、疲れとかも吹き飛ぶ。

それに声フェチで、夕陽君の声がどストライク。

有里君のファンで、奏太推し。

「BL作品の主人公とかの立場なら、文句無しで喜んで付き合えるんだけど…。」

仮に付き合うとしても、他のメンバー達や真根さんの例もあるから、同じようにこっそり付き合えば問題ないだろう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ