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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第9章 ~愛の気持ちを伝える夕陽~

◇天王寺ホテル4階・403号室◇

「じゃあ、しばらく返事はお預けか」

「まあ、真剣に考えてもらってからの方が良い」

「それまで長いね~」

部屋に戻り、メンバー達にメールで郁君が帰った事を報告したら、メンバー達が部屋を訪れて来た。

「でも、成功したら盛大に祝ってやるし」

「失敗したら、ちゃんと慰めてやるぞ」

「有理君、ファイトだよ!」

3人は、真剣に応援してくれている。

「翔君、剣君、筑紫君ありがとう」

3人に、お礼を言った。

「夕飯まで、まだ時間あるね」

部屋の時計を見たら、まだ30分以上も時間がある。

「また、各自の部屋に戻るのも面倒くさいな」

「夕飯の時間になるまで、このまま4人で雑談でも続けるか」

「賛成~♪」

「良いよ~」

それから夕飯の時間まで、僕の部屋で4人で雑談して時間を潰す事になった。

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