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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第9章 ~愛の気持ちを伝える夕陽~

「まだ少し…。」

「そうかー
早く治ると良いな!」

僕達は、チャイムが鳴るまで4人でいろいろ喋った。

そして、いつものように授業を受けて休み時間では話したりしてるうちに、放課後がやってきた。

「んじゃあ、部活行って来るぜー♪」

「俺も、今日は道場の日だから先に帰るな~」

「俊樹君、数多君ばいば~い」

「2人共、また明日ね~」

俊樹君と数多君は、先に教室を出て行った。

「郁君、今日はどうするの?」

「今日は特に―――――」

その時、スマホのバイブが鳴る。

「ゴメン、ちょっと通話出るね」

「わかった♪」

南君に断りを入れて、通話ボタンを押す。

「もしもし?」

『郁君、今は大丈夫?』

「うん、大丈夫だよ」

通話相手の主は、夕陽君だった。

『郁君、昨日は本当にゴメンね』

「もう、大丈夫だから謝らないでよ」

『うん、わかった』

夕陽君、思ってたより元気で良かった。

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