
腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優
第8章 ~ステージ上で倒れる郁~
研磨さんは、確か元ヤンって聞いてたけど。
怒りの表情と、口の悪さとドスの効いた声がその片鱗を見せている。
「歩、警察に電話だ!!」
研磨さんは、歩さんに警察の要請を訴える。
「わかった!」
スマホを取り出し、警察に通報する歩。
「はあ!?なんでよ!?
私、何も悪くない!!」
女は自分勝手に叫ぶが、誰も聞く耳を持たない。
「郁君!!郁君!!」
何度も、郁君に呼びかけるが目を覚ます気配がない。
「郁君!!郁君!!
お願い、目を覚ましてよ!!」
僕は、人目を憚らず泣きながら郁君を呼び続ける。
その後、通報で駆けつけた警官数名により、女は傷害罪で逮捕されて連行された。
さらに、今回の騒ぎでイベントが中止となって握手&ハグのコーナーがなくなり、他のファン達が悲しむ結果となった…。
ファンに笑顔になってほしいと企画したサプライズが、ファンを悲しませるサプライズとなってしまった…。
怒りの表情と、口の悪さとドスの効いた声がその片鱗を見せている。
「歩、警察に電話だ!!」
研磨さんは、歩さんに警察の要請を訴える。
「わかった!」
スマホを取り出し、警察に通報する歩。
「はあ!?なんでよ!?
私、何も悪くない!!」
女は自分勝手に叫ぶが、誰も聞く耳を持たない。
「郁君!!郁君!!」
何度も、郁君に呼びかけるが目を覚ます気配がない。
「郁君!!郁君!!
お願い、目を覚ましてよ!!」
僕は、人目を憚らず泣きながら郁君を呼び続ける。
その後、通報で駆けつけた警官数名により、女は傷害罪で逮捕されて連行された。
さらに、今回の騒ぎでイベントが中止となって握手&ハグのコーナーがなくなり、他のファン達が悲しむ結果となった…。
ファンに笑顔になってほしいと企画したサプライズが、ファンを悲しませるサプライズとなってしまった…。
