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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第7章 ~夕陽の郁への気持ち~

「歩なら、休憩に行ってるぞ…ん?
…その子は……ッ!?」

変装姿の夕陽君を見て、研磨さんは驚きの表情を浮かべる。

「研磨さん、こんにちは」

研磨さんに挨拶する夕陽君。

「有…夕陽、変装してるとは言え
日本橋を、彷徨いて大丈夫なのか?

「バレなきゃ大丈夫って、マネージャーに許可得てますよ~♪」

研磨さんの質問に、笑顔で答える夕陽君。

その後、1階を見て回った僕達は2階へ向かう。

◇アメニイト日本橋店2階◇

「おぉ~!
奏太のグッズが増えてる♪」

2階へ行き、ソングボーイズのコーナーで立ち止まる。

「ボールペン、腕輪、下敷き、ミラーバッジ、折りたたみ式の手鏡っと」

「奏太の新しいグッズ、全部買ってくれるんだ♪
郁君、ありがとう!」

後ろから、僕を抱きしめて僕の頭を顎でグリグリする夕陽君。

「夕陽君、公共の場だから駄目だよ」

「ゴメン、つい♪」

抱きつくのをやめる夕陽君。

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