テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第7章 ~夕陽の郁への気持ち~

◇日本橋・アメニイト日本橋店前◇

「もうすぐか」

アメニイト日本橋店の前で、僕は夕陽君が来るのを待っている。

少しして、夕陽君の姿が見えてきた。

「郁く~ん!」

「あっ、来た来た」

夕陽君は、笑顔で手を振りながら僕の前まで来た。

「2人共、立ち話もなんだしいろいろ見て回ろうよ」

「うん!」

「おう!」

僕達3人は、アメニイト日本橋店の中へ入った。

◇アメニイト日本橋店1階◇

「あれ?
郁じゃん!」

「研磨さん、こんにちは」

BLコーナーに向かうと、研磨さんが本棚の整理をしていた。

研磨さんとは、こないだ数多君とココに来た時に3人で話してて仲良くなった。

「研磨さん、歩さんは今日休みですか?」

日向歩さん。

研磨さんと同じく、アメニイト日本橋店のスタッフで、研磨さんの恋人の男性。

研磨さんと歩さんはゲイで、僕が腐男子で大丈夫だと思って本人達から打ち明けられた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ