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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第6章 ~一泊移住~

◇バスの中◇

-南視点-

「zzZZZ」

僕の横で、郁君が僕の肩にもたれながら寝ている。

「あれ?
郁、寝ちゃったのか?」

前の席から、数多君と俊樹君が後ろを向いて覗き込む。

「本当だ
郁、寝ちゃってるよ」

バスが出発して1時間ちょっと経った頃に、郁君はいつの間にか寝てしまっていた。

「昨日、ソングボーイズの曲聴いたり
ソングボーイズのアニメを、深夜まで見てて寝不足みたいだよ」

「あはは、郁らしいなー♪(笑)」

「ホントだな(笑)」

すると、数多君はスマホを取り出す。

「そうだ、せっかくだからツーショット撮ってやるよ♪」

スマホを構える数多君。

「うん、お願い♪」

数多君に、スマホで寝てる郁君とのツーショットを撮ってもらう。

「撮ったぞ~」

「ありがとう、あとで送ってね~♪」

数多君から、画像添付のメールが届く。

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