テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第6章 ~一泊移住~

僕は、今は一泊移住用の荷物が入った大きいバッグを、肩に下げながら学校に向かっている。

一旦、教室で集合してそれから順番にグランドに出て、バスに乗って出発する形だ。

服装は、もちろん私服。

「やあ、郁君」

「今日、学校は?」

登校途中。

晴希さんと、始さんに出会う。

「今日は、一泊移住の日なので」

「あぁ、なるほどね」

「俺達も、学生の頃は行ったな~」

晴希さんは、懐かしそうにしながら言った。

「一泊移住の行き先は?」

「長野です」

「長野か
俺が、高校の時の一泊移住の行き先も長野だったな」

「そうなんですか~」

始さんが高校生の時も一泊移住先が長野だったんだ。

2人と少し話したあと、僕は晴希さんと始さんと別れて学校へ向かう。

◇角川学園4階・1年B組◇

「おはよう」

「小野、おはよう」

「郁、おはよう」

「小野君、おはよう」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ