テキストサイズ

腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第5章 ~ソングボーイズ登場~

◇道中◇

-郁視点-

「郁、おーっす!」

「数多君、おはよう」

桃谷駅を降りて、学校に向かって歩いている最中、数多君が後ろから声をかけてきた。

「数多君、一昨日のアメニイトのイベント会場で、数多君の従兄さんを見たよ」

「お~、マジか」

プリン頭の人だよね?って聞くと、数多君は頷く。

「会場で、はがし係してたよ」

「研磨兄ちゃん
イベントの時はいつも、はがし&ボディーガード係みたいなんだ」

あぁ、格闘技してるからかな?

アイドルとかのイベント会場で、悪質のファンや不審者がたまに出現したりするしね。

「数多君の従兄、研磨さんって言うんだね」

「おう!」

「郁、数多おっはよー♪」

「2人共、おはよう」

後ろを振り向くと、俊樹君と南君が後方から歩いて来る。

「俊樹君、南君おはよう」

「俊樹、南おはよう」

俊樹君と南君も来て、4人で登校した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ