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僕のまーくん。

第36章 確認したい事



……と、とりあえず。


まーくんにラインしようかな。


心配しちゃうよね……


………………。


いや……明日、話せばいいか。
まーくんも疲れてるだろうし、
これ話して眠れなくなっちゃったら
まーくんも身体壊しちゃうかも
しれないしね。


………………。



今日はもう、やめとこ。



まーくんには、


【また明日ね。大好きまーくん、お休み🌃】

とだけ返信した。



もう一度投げた手紙を拾って中を見てみる。


その文字をよ~く見てみる。


机の所まで行って鞄から筆箱を取り出した。
それから、筆箱の中から2つの四つ折りの
紙切れを広げた。


…………。



似てるし。


文字。


筆跡鑑定なんてものは、しなくてもなんだか良く似ている文字。


やっぱり、この前に来た手紙の奴と
同一人物に違いないと思う。

 
一回目は
【いつも見てます】

二回目は
【男を恋愛対象としてみれますか?】


それから今日のこれ……

【男とヤりまくってるの知ってます】


って。


封筒には【二宮和也様】なんてご丁寧に
記されてあるのに。


内容がえげつないわ。


マジで何なのよ……


仮にイタズラだとして、こいつに何の
メリットがあるのよ?


さっぱり分からないし。



……綾野くん。


まーくんが疑ってるくらいだからさ。
もしかしたら……そうなのかな?
って僕も今はちょっとだけ……怪しんでる。


潤くんも櫻井先輩も。
単刀直入に聞けばいいみたいに
言うけど……


明日。


本人に思いきってやっぱり聞いてみようかなぁ


それで、違ったらちゃんと謝ろう。




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