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大型犬との同居~Remake Of Story~

第7章 ~大喜への誕生日プレゼント~

「僕も、小太郎さんみたいな優しい彼氏欲しいです」

「あはは(笑)朝陽は、明るいし愛想も良いからきっと出来るよ!」

朝陽とは、先輩後輩の関係だけどゲイ友でもあるんだ。

朝陽がゲイなのも、店長や仲良しのスタッフ達は、もちろん知っている。

◇梅田喫茶店の敷地内・自転車置き場◇

「大喜さん、さようならっす!」

「おう、またな!」

俺は、小太郎さんに買ってもらった自転車に乗り、梅田マンションへ向かった。

◇505号室・大喜の部屋◇

-小太郎視点-

「大喜君」

ドアをノックして、大喜君の部屋に入る。

「小太郎さん、どうしたんですか?」

僕は、スマホの画面で時間を確認した。

23時59分、日付が変わるまでもうすぐ…。

「小太郎さん?」

24時00分になり、スマホをズボンのポケットにしまう。

「大喜君、誕生日おめでとう!」

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