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COLOR’S~殺したのは私~

第38章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑥

花火大会から一週間後の土曜の夜、私の部屋で一茶に抱かれていた。

「碧海……好きだよ……碧海……碧海ッ……」

一茶が胸の谷間に顔を埋めるが、髭がチクチク当たって不快な気分になる。

「一茶ぁッ……欲しいのぉッ……挿れてぇッ」

早く終わらせたい。

「まだ早いよ。久し振りなんだぜ」

一茶はそう言うがそんなことはない。

花火大会での電話で私が素っ気なくしたばかりに不安になってしまい仕事を早く切り上げ、九州から寝ずにトラックを走らせ帰ってきたくせに。

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