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COLOR’S~殺したのは私~

第38章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑥

「いいもんね~。俺だって女の一人や二人」
「ウソ……ゃだぁ……」

冗談だと分かっていても不安になる。

「そんなことあるわけねーだろ」

ホッ胸を撫で下ろす。

哲也が口にする一言一言に私は一喜一憂してしまう。

「だったらチューして」
「仲直りのチューな」

散々コケにしてきたバカップル。

哲也の為ならいくらでも私はバカになれる。

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