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COLOR’S~殺したのは私~

第38章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑥

『男と一緒じゃないよな!』
「聞こえないからまた後で電話するねー!」

哲也との大切な一時を邪魔されたくなく、一方的に電話を切った。

「男から?」

一茶と同じような質問をされても哲也だったら、ちっとも嫌じゃなく、むしろヤキモチを焼かれたようで嬉しくなる。

「どうかなぁ?」

わざと茶化すと哲也は唇を尖らせ怒ったふりをした。

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