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COLOR’S~殺したのは私~

第38章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑥

哲也は日に日に格好良くなり私に不安を与える。

高校の頃より背が伸びモデルのような出で立ちで、実際にモデル事務所にスカウトされたこともある。

会社でもモテるらしい。

それに引き換え一茶ときたら背は低く無精髭を生やし、それが似合っているならまだしも悲壮感を感じずにはいられない。

100人の女が居たら98人の女は哲也を選ぶ。

残りの二人は朱夏と琥珀であり一茶を選ぶだろう。

「なるわけないだろ。俺にはずっと琥珀だけ」
「私も哲也だけだよ」
「知ってる。フッ……」

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