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COLOR’S~殺したのは私~

第38章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑥

花火大会当日の昼間から哲也と私はベッドの上で愛し合っていた。

「お昼はパスタ作ろうと思うんだけど」

哲也に喜んでもらいたく料理の勉強もした。

一茶には一度も手料理を振る舞ったことはない。

一茶への愛情はない。

ただ一茶の中で一番になり朱夏と琥珀を出し抜きたいだけ。

「琥珀の作る料理なら何でもいいよ。
でも……その前にもう一回だけ」

未だベッドの上で裸の私の身体を丁寧に撫で回す。

「んふッ……」
「ほら……濡れてきた」

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