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COLOR’S~殺したのは私~

第20章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)①

「一茶はいいよな~。朱夏ちゃんが居て」
「俺も彼女欲しいよ~」

悟史と哲也の中でも俺と朱夏は公認の仲である。

「おまえら大学行ってんだから、女なんか
腐るほど居るだろ」

悟史と哲也は同じ大学に通っている。

羨ましい気持ちもあるが俺は俺で現状に満足している。

俺には朱夏と琥珀と碧海が居る。

これ以上を望んでしまったらバチが当たる。

この先のことは未だ知れず一人に絞るかもしれないし、三姉妹とも手放すかもしれないし、死ぬまで三姉妹と同時進行を続けるかもしれない。

俺は根っからの優柔不断。

ファミレスに行ってもなかなかメニューを決められなく、最終的にはいつも同じで食べ慣れたものを注文してしまう。

三姉妹にも同じことがいえるのかもしれない。

一緒に居て心地よく安らぎ、俺が慣れきった女を選ぶことになるだろう。

今の段階では選べないが将来的にはそうなるだろう。

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