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COLOR’S~殺したのは私~

第20章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)①

花火が打ち上げられ、俺の隣には朱夏が居て悟史や哲也らと缶ビールで乾杯した。

中には成人していない者も居たが、そんなことには一切触れず、俺らは慣れない酒に酔い馬鹿騒ぎをしていた。

朱夏は真っ赤な顔で俺の肩にもたれ掛かった。

「一茶ぁ……ずっと一緒だよぉ……」
「当たり前だろ。朱夏……大好きだよ」
「私も一茶だぁい好きッ」
「今日は朱夏ん家でいっぱいエッチしような」
「もぉッ……一茶のエッチィ」

酒の力とは凄いもので人前だというのに平気でイチャイチャ出来たりもする。

朱夏の肩に手を回し唇を重ねると「ヒューヒュー」といった具合に回りの同級生が俺らを冷やかす。

それが楽しくて朱夏と何度もキスをした。

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