
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第2章 薄紅色の奇跡・・・
「おっと…この物件は
今・・・内覧が入ってますね
え~~・・・と、担当は・・・
~~ちょっとすみません
ウチの者に連絡しますね?」
移動中
脇道に車を停めて
営業マンは段取りを組始める
ついに…他のお客さんにまで
迷惑をかけてしまうなんて
『あぁ…っ、それは待って下さい・・・』
それだけはしてはいけないと
慌てる私に営業マンは
「ハハハ…状況を聞くだけですよ
バッティングはしませんから
ご安心下さい」
『・・・すみません』
その部屋の案内中の別の営業マンに
連絡がとれて
内覧が終わるタイミングに合わせて
少しゆっくり移動することになった
『あの・・・車は』
「?…ええ、そこに停めてから・・・」
『あの・・・私
先に降りても良いですか?』
最後の物件に着く寸前
車を駐車しようとする営業マンに
私は申し出ました
離れた駐車場に車を停めて
そこから物件まで
モタモタ歩く私と一緒に移動すれば
それ分また時間がかかる
速く歩ける人を待たせて
モタモタとゆっくり歩くのは
中々に気まずく
心苦しいものです
私は…そんな
先に向かいたいと言う旨を伝えて
車を降ろしてもらい
少しだけ余裕を持って
一人、先にその物件に向かいました
もっとも・・・他の物件とは異なり
最後の・・・この物件だけは
この近辺の道も
よく知っていたから・・・
今・・・内覧が入ってますね
え~~・・・と、担当は・・・
~~ちょっとすみません
ウチの者に連絡しますね?」
移動中
脇道に車を停めて
営業マンは段取りを組始める
ついに…他のお客さんにまで
迷惑をかけてしまうなんて
『あぁ…っ、それは待って下さい・・・』
それだけはしてはいけないと
慌てる私に営業マンは
「ハハハ…状況を聞くだけですよ
バッティングはしませんから
ご安心下さい」
『・・・すみません』
その部屋の案内中の別の営業マンに
連絡がとれて
内覧が終わるタイミングに合わせて
少しゆっくり移動することになった
『あの・・・車は』
「?…ええ、そこに停めてから・・・」
『あの・・・私
先に降りても良いですか?』
最後の物件に着く寸前
車を駐車しようとする営業マンに
私は申し出ました
離れた駐車場に車を停めて
そこから物件まで
モタモタ歩く私と一緒に移動すれば
それ分また時間がかかる
速く歩ける人を待たせて
モタモタとゆっくり歩くのは
中々に気まずく
心苦しいものです
私は…そんな
先に向かいたいと言う旨を伝えて
車を降ろしてもらい
少しだけ余裕を持って
一人、先にその物件に向かいました
もっとも・・・他の物件とは異なり
最後の・・・この物件だけは
この近辺の道も
よく知っていたから・・・
