
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第3章 青空と共に・・・流れる雲
『ちょっと・・・あなた??』
そんな空間に
不安げに母は父を見上げました
『ふふふ・・・お前も
少しは冷静になりなさい
心配しようが過保護にしようが
これから老いていくばかりの我々が
いつまでも娘を囲うように
がんじがらめておけるはずないだろう
大変なことがあったけど
まりあだって…良い大人なんだから
その先を生きていくのは、まりあだし
最後に決めるのも…まりあ自身だろう?』
『それは・・・』
『それも…強制されたり
理不尽なことじゃあるまいし
まりあが望んでいることなんだから
第一・・・彼も、まりあも
なにも〃制限〃がある立場じゃない
なんの〃問題〃もないだろうが・・・』
そう言っては父は
まだ興奮気味だった母を
なだめて落ち着けてくれました
『あの・・・それじゃあ』
『お父さん・・・』
『うん・・・なに
必要な話し合いさえ成り立てば
あとは当人同士の問題だろう
娘も…君も
良い大人なんだから』
『あ・・・の・・・』
『お父さん・・・ありがとう・・・っ』
少し呆気にとられながら
慌てて頭を下げる優人と並んで
私は父に・・・両親に
一緒に頭を下げました
『あーーー・・・のーーー・・・?』
『・・・』
『・・・』
『・・・?』
『・・・?!』
〃あ・・・〃
『腹・・・減ったんだけど・・・』
気付くと・・・
と言いますか
声の方向に四人揃って振り向くと
客間の入り口に
いつの間にか・・・・
(と言うか恐らくだいぶ前から?)
仕事帰りの弟が
さめざめした表情で
立っていました
ええと・・・・ごめんね
多分・・・
誰も気付かなかったの
(苦笑)
そんな空間に
不安げに母は父を見上げました
『ふふふ・・・お前も
少しは冷静になりなさい
心配しようが過保護にしようが
これから老いていくばかりの我々が
いつまでも娘を囲うように
がんじがらめておけるはずないだろう
大変なことがあったけど
まりあだって…良い大人なんだから
その先を生きていくのは、まりあだし
最後に決めるのも…まりあ自身だろう?』
『それは・・・』
『それも…強制されたり
理不尽なことじゃあるまいし
まりあが望んでいることなんだから
第一・・・彼も、まりあも
なにも〃制限〃がある立場じゃない
なんの〃問題〃もないだろうが・・・』
そう言っては父は
まだ興奮気味だった母を
なだめて落ち着けてくれました
『あの・・・それじゃあ』
『お父さん・・・』
『うん・・・なに
必要な話し合いさえ成り立てば
あとは当人同士の問題だろう
娘も…君も
良い大人なんだから』
『あ・・・の・・・』
『お父さん・・・ありがとう・・・っ』
少し呆気にとられながら
慌てて頭を下げる優人と並んで
私は父に・・・両親に
一緒に頭を下げました
『あーーー・・・のーーー・・・?』
『・・・』
『・・・』
『・・・?』
『・・・?!』
〃あ・・・〃
『腹・・・減ったんだけど・・・』
気付くと・・・
と言いますか
声の方向に四人揃って振り向くと
客間の入り口に
いつの間にか・・・・
(と言うか恐らくだいぶ前から?)
仕事帰りの弟が
さめざめした表情で
立っていました
ええと・・・・ごめんね
多分・・・
誰も気付かなかったの
(苦笑)
